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親も初心者で一緒に習ったから分かる子供への転ばないボーゲンの教え方
スキー場の
ファミリーコースに行くと
子供に教えている親がいて
・パパ、ママがスキー経験者
・もしくはスキー
じゃないけどボードは出来る
このような
普通に滑れる親が
ほら、ハの字で止まって
体を曲がる方に傾けて
あー、それじゃ止まれないよ
もっと「ハ、ハ、ハ」
などなど
初心者の子供に無茶を言います
泣いている子供もいるので
可哀想ですが
まさか隣から
「板を斜めにしてごらん」
とか言えませんので
黙って見ているしかないですが
上級者や経験者の
パラレルで滑れる大人は
滑れない時の事を
すっかり忘れていると思いますが
私は子供と一緒に
1年前に初めて
ボーゲンから習った大人なので
何故、その教え方では
ボーゲンが出来ないかが
私も滑れなかったので
よく分かります（笑）
2シーズン滑っても
中級、上級コースでは
いまだにボーゲンですから
全く滑れない状態から
ボーゲンまでは
まだまだ記憶に新しいので
教えやすいと思います
目次
・本当の初心者は「ハの字」で止まる理屈が分からない
上級者には当たり前の事ですが
初心者はスキー板のエッジとか
分かりません
まずスキー板の仕組みからで
裏面を見ると
スキー板の周りの金属部分を
エッジと言うのですが
ここを立てると
めっちゃ止まりやすくなります
なのでハの字だけじゃなくて
足の外側を上げる
このように
止まる、速度を遅くする時は
ハの字だけじゃなくて
板が斜めになっています
この写真は
お兄ちゃんの2シーズン目なので
完全に外側が上がっていますが
これなら止まれます
こちらは初めて3回目で
スクールに入った時の写真
ただハになっているだけで
多少は速度は落ちますが
一気に停まれない状態ですね
スクールの先生という
教えるプロの人に教わっても
大人ならちゃんと足を
固定するまでブーツを締めて
後はハの字にしていけば
理屈でこうすれば遅くなるって分かりますが
子供は分かりません
・何故ハの字で止まらないのか
私も初心者なので
知らなかったですが
エッジを理解していない親
もしくは分かっているけど
感覚で当たり前と思ってる親は
ハの字なら止まるって
思っていても
実際はなかなか止まりません
ただハの字だけしても
足の外側（小指側）を
上げないでハの字にする事も
可能なので
これだと止まりにくいです
そのためには
膝の使い方が大事で
ハの字の状態で
膝を近づければ
勝手に足の外側が浮くと思いますが
だからと言って
ハの字にして
足はもっと内股で膝を付けて
なんて膝を付けようとすると
今度は板が揃ってしまい
さらにスピードが出て
転んでしまいます
7～8歳以上なら
「ハの字にして
外側を浮かせて斜めにする」
だけで理解すると思いますが
言葉で教えるよりも
自分で見せてあげれば
理解が早いと思います
ちゃんとしたボーゲンを習う前に
まずは止まれないと
子供は怖がって嫌になると思います
・幼稚園児はそもそもハが理解出来ない
幼稚園児の妹は
ハの字でも止まれないので
トライスキーを
付けていましたが
これを付けていれば
「足を開いて」言うだけで
止まれるボーゲンのスタンスになります
お兄ちゃんは外側を上げるってのが
理解出来たので問題ないですが
妹にはまだ難しいみたいですし
そもそも「ハの字」だと
前足が開きすぎなんですね
慣れてきて
エッジを効かせる事が出来てきたら
カタカタのハのように
前足を広げても止まれますが
最初は無理だと思います
なので
足で△三角形を作って
前足はグー1個分だけ開けて
とか教えていくと
分かりやすいと思います
子供が理解出来なければ
やはりトライスキーを付けて
慣れてきたら外して
トライスキーと同じポジションにして
とにかくハの字で足の外側さえ
浮かせる事を理解出来れば
緩いコースなら
滑れると思います
・初心者、子供は止まるボーゲンを知りたい
子供って本当に飽きもせずに
何度も滑り台をしますけど
これは滑り台が安全って
分かっているから何度もします
スピードが出過ぎて
止まれなくて転ぶなんて
滑り台なら子供もしません
もちろん
きちんとボーゲンして
さらにパラレルと進むには
ちゃんとした滑り方を
教わるのも大事ですが
それって止まれる事が
出来てからでいいと思います
Youtubeの上手な人がする
プルークボーゲンって
ボーゲンで上手に滑るための
教え方が多いのですが
こっちが本当に知りたいのは
止まるためのボーゲンなので
まずは止まる事させ覚えれば
子供はずっと楽しんでやります
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